来場者がいても、キッチンカーまで来られなければ売れない

イベントの来場者数が多くても、キッチンカーまで足を運べない運営や配置になっていれば、売上にはつながりません。ステージや催しの時間と食事の時間が重なっていないか、飲食エリアが人の流れから外れていないか。来場者数の裏にある「買える状態」を見る必要があります。
初開催のイベントは、主催者も試している

特に初めて開催されるイベントは、主催者側も運営を試している段階です。私たちは自社でイベントを企画・運営していますが、自社のイベントでも、お客様をキッチンカーへ向かわせる動線をうまくつくれていないことがあります。主催者の経験値によって、同じ来場者数でも結果は大きく変わります。
初回出店は、テストマーケティングに近い

だから初回の出店は、テストマーケティングに近い面があります。初回で現場の状況を把握し、お客様の動き、売れる時間、売れ筋を確かめる。その結果を踏まえて、2回目以降に本格的な販売体制を組む。この考え方でいると、初回の売上に一喜一憂せずに済みます。
ただし、これは「高い出店料でも無条件に払って参加すべき」という意味ではありません。テストとして払える範囲かどうかは、先に決めておきます。
出店条件は、数字だけでなく「その条件で売れる現場か」で見る

出店条件には、売上歩率30%や50%、固定出店料15万円や20万円といった例もあります。ここで挙げた数字は個別の条件例で、一般的な相場ではありません。また、固定出店料が何日分の条件かは案件によって違うので、日額と決めつけないでください。
大事なのは、出店料の数字そのものではなく、その条件でどれだけ売れる現場なのかです。歩率50%でも、売れる現場なら残ります。固定15万円でも、動線が悪ければ回収できません。出店料と、買える時間・動線・提供数を一緒に見て判断します。
来場者数だけで判断しない。買える時間、飲食エリアへの動線、提供できる数量、出店条件を合わせて見る。
初回はテスト、2回目から本番。そう決めておくと、出店料と仕込み量の判断がぶれません。
