3つの、別々の出来事

私たちは、営業中のキッチンカーが燃える場面を直接見た経験はありません。一方で、製造中の発火や、現場で危険を感じた経験はあります。以下は、それぞれ別の出来事です。一つの事故として混ぜて読まないでください。
製造中の発火

スタッフが溶接している際に、車内の配線を燃やしてしまったことが一度あります。これは製造中の出来事で、営業中に発生した車両火災の事例ではありません。
調理中に、壁を焼いてしまう

慣れていないスタッフが現場に出ると、料理をつくることだけに集中して、周囲の壁が熱で焼けていることに気づかない場合があります。商品の調理に集中しすぎず、周囲の状態も確認できるようにする必要があります。
発電機の、誤った取り扱い

発電機を貸し出した際、エンジンオイルを入れる箇所にガソリンを入れられたことがあります。扱いに慣れている人には当たり前でも、初めて使う人には、燃料とオイルを入れる場所の違いから説明する必要があります。
ガスは、事業者に点検してもらう

ガスの点検は、ガス事業者に相談して確認してもらうという考えです。ホース、接続部、器具の状態を、自分の目だけで判断しないでください。
営業前に、実機で研修する

発電機もガスも、使い方を知らないまま現場に出さない。営業前に研修を行い、実機で扱い方を確認します。料理の研修はするのに、機械の研修はしない、という状態が一番危ない。「分かっているはず」で任せないことです。
「分かっているはず」で任せない。料理の研修だけでなく、発電機とガスの扱い方も、営業前に教える。
研修には、機種ごとの取扱説明書の確認、使用前点検、燃料とオイルの注入口の確認、始動・停止、給油、設置場所、異常時の対応を含めます。
確認しておきたいこと

携帯発電機は、屋内・車内や換気の悪い場所では使用しません。屋外でも、排気が人や建物内へ向かないようにし、周囲の火気や可燃物との距離を確認します。
燃料の補給はエンジンを停止して行い、具体的な手順は取扱説明書に従います。発電機の稼働中に給油しないでください。異常を感じた場合は使用を止め、販売店や整備先に確認します。
火気の使用や出店の届出は、管轄の消防署や主催者に確認します。出発前は車両点検と積載物の固定を行い、強風・雷・大雨時の営業中止基準も決めておきます。
