募集を待つだけでは、枠は取れない

公開されている出店募集に応募することだけが、出店場所の取り方ではありません。マンションの敷地や住宅地の一角は、そもそも募集という形になっていないことがほとんどです。募集が出ないのだから、待っていても始まりません。
基本は、電話と訪問

やることは単純です。管理先や窓口に電話をかけて、出店できないかを打診する。反応があれば、実際に訪問して話をする。こうした直接的な営業で、出店の機会をつくります。
「営業」と聞くと身構えるかもしれませんが、相手にとってもメリットのある提案です。住民にとっては、敷地内で食事を買える機会が増える。管理側にとっては、住民向けのサービスになる。その前提で、率直に打診すれば十分です。
募集されていない場所にこそ、余地がある

募集が公になっていない場所は、競合も動いていません。だからこそ、自分から動いた人が枠を取れます。「募集がないから出られない」ではなく、「募集がないから提案できる」と考えるのが、この種の場所の攻め方です。
出店場所は、探して応募するだけではない。自分から営業して、出店の機会をつくる。
まず誰が窓口なのかを確かめ、電話で打診し、会って話す。順番はそれだけです。
提案する前に整理しておくと話が早いこと

以下は、今回の取材で語られた実際の営業事例ではなく、提案の準備として整理しておくとよい項目の例です。
・出店したい曜日・時間帯と、想定する販売時間。
・販売する商品と価格帯。
・車両の大きさと、必要な駐車スペース、電源や給排水の要否。
・ごみ・騒音・においなど、住民への配慮の方法。
・保険や営業許可の状況。
相手が管理組合か、管理会社か、自治会かで、決裁の流れは変わります。最初に「誰が決めるのか」を確かめてから話を進めてください。
